若いから、生きていたらまだ見ぬ事もあるから
かかりつけ医に2ヶ月前ほどから自殺を真剣に考えている事を伝えた
相手は精神科医だ
自殺の相談など勤務していたら嫌でも聞くだろう
そして実際に成功してこの世にサヨナラを告げた偉大な方たちもいるだろう
それが正義か悪か
自殺したいというと「まだ30代じゃない、これからよ」
とか「若いんだからもう少し他の道を考えられない?」
と当たり前のようにストップがかかる
当然だろう 医師という立場上肯定してしまっては元も子もない
それでも死を身近にそれも自分の意思で実行するという考えが
一度浮かんでしまってはもうそれは当人しかわからない
自殺をするという事を口にしてから周りからかけられる言葉など前々から
耳から心から何一つ響かない
死しか救いはない
これを実行する、完遂する事でようやく満たされるのだから
全国にある相談電話に掛けたところで待っている言葉は決まっている
数限りなく鳴り響く電話の一つ、一人から死の相談を受けたところで
電話の向こうの相手は度重なる相談を受けていて又かという気持ちだろう